トヨタ ヴァンガード
石川県金沢市からお越しのY様
扱いやすいミドルSUV
トヨタ
ヴァンガードのご入庫、ガラスコーティング施工のご紹介です。
RAV4をベースにしたヴァンガード。カジュアルさのRAV4に対して、高級さをイメージしたヴァンガードはメッキパーツが施されたエクステリア・内装とも高級感のある雰囲気で都会的なかっこ良さがありますね。
初年度登録2012年式、202ブラック。
新車納車時にはディーラーコーティングを施工され約5年ほど経過しているお車は新車時のような輝き・艶はなく、今回ご相談頂きました。
ボディには汚れの蓄積量が多い為、汚れに覆われた塗装面は光沢が失われブラックとはいいがたい色味へと変化していました。
汚れが多く付いてしまった原因としては撥水性がなくなっている為に、汚れが付きやすい状態となり、洗浄しても中々落ちず蓄積しつづけてしまったからといえます。
この汚れを軽減し防ぐには定期的なメンテナンスによるケアが必要となります。
但し、メンテナンスの施工方法もお店によって様々ですので、依頼する前にはどの程度のメンテナンスをするのか確認されるのも大切です。
それでは下地処理作業からすすめていきます。
洗浄・鉄粉除去が終わりましたら、下地処理(磨き)でまずはボディの汚れを除去していきます。
蓄積量の多い汚れは軽く磨いただけでもバフが真っ黒になるほど、汚れが完全に除去できますと、塗装本来のブラックの色味が現れ、塗装の劣化状態がここで初めてわかります。
塗装膜厚は平均133μmとまだまだ余裕がありますが、塗装の劣化はかなり進んでいます。
全体的に大小の傷・ウオータースポットによるウロコ・クレーターが多い状態で、特ににルーフは水が溜まりやすく、太陽光と合わさって劣化しやすい箇所で、シミの固着、陥没など激しい劣化状態でした。
上位コース「リボルト・プロ」ではリボルトグループが独自に開発した高度な下地処理技術Revolt
adjust systemにてボディをじっくりと磨きあげていきます。
磨き傷をほとんどいれずに研磨することで、塗装の膜厚を極端に減らすことなく、平滑性に優れた塗装面は美しい光沢に復活させることができます。
特にソリッドブラックは磨き傷が残りやすい色ですので、磨き工程が増えればそれだけ塗装への負担となってしまいます。塗装の膜厚の余力を十分に残すことで、次回研磨できないなんてことにはならないように、仕上げることが大切です。
下地処理(磨き)にて美しさを取り戻したボディにはリボルトグループオリジナルの2層式ガラスコーティング「リボルト・プロ」を塗りこんでいきます。
ベースコートは低分子ガラスコーティングにより緻密な塗装面に深く浸透することで、約3~4μmのガラス被膜を形成することで優れた耐久性を発揮します。
この厚みのあるガラス被膜により、塗装面への酸化による劣化から保護し、洗車傷に対しては犠牲被膜となってガードいたします。
トップコートは優れた防汚性により水アカ・油汚れがつきにくく、落としやすくなります。トップコート自体は酸化劣化することなく耐久性にも優れています。
また、地上に降り注ぐUVA・UVB両紫外線に対しても大幅な軽減効果を発揮する数少ないコーティングでもあります。
「リボルト・プロ」に包まれた塗装面はソリッドブラックの特徴をさらに生かし、より深みのあるブラックへと変化いたします。また厚みのあるガラス被膜の恩恵は光沢・艶にも表れ、格段に向上した光沢・艶は愛車の魅力をさらに高めてくれます。
コーティング施工後は付属するメンテナンスキットにて洗車して頂くことで、コーティングの効果を長く維持することができます。また、滑水性を発揮するボディは水分の拭きあげも容易になり、短時間での洗車が可能となっております。
オーナー様、この度はご用命頂きまして誠にありがとうございました。
- 施工時期:
- 2017年8月
- 施工内容:
- リボルト・プロ